PHPフレームワークのSlimを使ってHello worldするまでの手順

インストールする環境はUbuntu Server 16.04.2LTSでApacheなどWebサーバーの設定は出来ているものとする。 /tmpにダウンロードして、パスが通っていないと不便なので、パスの通っている/usr/local/binにcomposerとして移動する。

$ cd /tmp
$ curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
$ sudo mv composer.phar /usr/local/bin/composer

zip unzipコマンドが使えないとComposerインストール時にエラーになるのでインストールしておく。PHPのバージョンを調べて適応するzipをインストールする。Ubuntu Server 16.04.2LTSの標準リポジトリではPHP7.0だった。

$ php -v
$ sudo apt-get install zip unzip php7.0-zip

Slimをインストールするディレクトリに移動してComposerでインストールする。Apacheのドキュメントルートのappsというディレクトリにインストールする例。

$ cd /var/www/html/apps
$ composer require slim/slim "^3.0"

ほぼ、Slim公式のチュートリアルのコードのままだけど。

sudo nano /var/www/html/apps/index.php<?php
use \Psr\Http\Message\ServerRequestInterface as Request;
use \Psr\Http\Message\ResponseInterface as Response;

require 'vendor/autoload.php';

$app = new \Slim\App;
$app->get('/hello/{name}', function (Request $request, Response $response) {
  $name = $request->getAttribute('name');
  $response->getBody()->write("Hello, $name");

  return $response;
});
$app->run();

192.168.0.200のサーバーに置いたHello worldのコードを実行する例。

http://192.160.0.200/apps/index.php/hello/world